受賞事例
SHOWCASE
LPO AWARD FIRST HALF OF 2024 | GOLD 受賞
株式会社ベクトル
株式会社キーワードマーケティング（ベクトルグループ）
広告事業部 運用コンサルティング部
志村奈都子 様
LPOツールの導入で、より精度の高いサイト改善を実現
事業内容を教えてください。
リスティング広告の運用代行（広告運用、結果報告、改善提案）、 検索エンジンマーケティングの研究、教育事業を行っております。
LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか？
LPOに特化した機能をワンストップで提供できる「LPO課長」というサービスと、運用型広告を連携させたLPOコンサルティングサービスを行なっています。LPO課長はLPOツールのdejamを開発しているLeanGo様と共に開発させていただきました。 最近、広告主様がLPの変更テストを積極的に行っていたため、テストの結果検証ツールとしてLPO課長をご提案し、導入していただきました。 既存LPとテストLPのヒートマップデータを確認することで、よりCVにつながりやすいLPに改善する取り組みを進めています。
取り組み前はどのような課題がありましたか？
LP変更によって、ユーザーが狙い通りのアクションをしているかを詳細に確認することができず、フォーム到達数やCV数のみで判断するしかない状態でした。 また、CVユーザーがどの情報を重視し、LPのどの段階で問合せフォームに遷移しているのか分からないという課題がありました。
具体的にどのような改善ができましたか？
各LPのヒートマップを、CVユーザー／非CVユーザーに分けてデータ抽出することで、それぞれのユーザーの動きの違いを確認し、CVユーザーにとって重要な情報をどこに配置するかを再検討しました。また、テストLPがCVユーザーに対して有効に働いているかを確認し、より精度の高い改善につなげることができました。現在、上記の仮説をもって新しいLPを作成中のため、まだ改善データは出ておりません。
工夫したポイントを教えてください
PCとSPのデータを見比べて、それぞれのデバイスで傾向の違いがないかを確認しながら進めました。弊社ではLPOツールのdejamを活用しているのですが、PCとSPのデータを同時に表示できるので簡単に確認できました。また、パターン検証の際にdejamヒートマップの特有の2画面表示をつかった「同時スクロール」の機能も便利でした。
取り組みを行った中での印象的なエピソードを教えてください。
広告主様から、「LPO課長ではCVユーザーとCVしていないユーザーを分けられる機能がとても良い」というコメントをいただき、広告主様側でもデータをみて熱心に分析・仮説立案に取り組んでいただけました。
今後の展望は？
アイデアをストックしていける「企画一覧」の機能をもっと有効に使っていきたいです。現在は、弊社側と広告主様側の改善アイデアがそれぞれの頭の中にしかない状態なので、「企画一覧」を使ってその内容を可視化・共有することで、LP改善がより活発に進んでいくと見込んでいます。また、「企画一覧」を使ってLP改善プロセスを確立できれば、ほかのお客様にも質の高いLP改善提案サービスを提供できるようになり、さらに代理店としての価値を感じていただけると考えています。
