受賞事例
SHOWCASE
LPO AWARD FIRST HALF OF 2024 | SILVER 受賞
株式会社CINC
マーケティングDX事業本部コンサルティング部
坂野 様
要素配置の入替テストを実施、CVRが約3.5ポイント向上しました
事業内容を教えてください。
コンサルティングやSaaSツールの開発・提供を通じたWebマーケティング全般のご支援をしております。
LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか？
クライアント様へのコンサルティングにおいて、アクセス解析やヒューリスティック分析による施策提案を行い、ABテストの実装、効果検証までを弊社でワンストップで提供しております。そのうちABテストと効果検証においてLPOツールのdejamを活用しております。
取り組み前はどのような課題がありましたか？
Google Optimizeがサービス終了したことにより、これまでABテストをもとに行ってきた改善施策の提案が難しくなったと感じておりました。 十分な機能を持った無償のABテストツールが存在しなかったため、クライアント様にツール費用を追加で捻出いただく必要があり、当社で実装を行う場合、複数の異なるツールをキャッチアップするのは効率の面で悪かったため、安価でクライアント様に導入いただけて、かつ複数のサイトで利用できるツールが必要な状況でした。
具体的にどのような改善ができましたか？
クライアント様のECサイトにて、相対的に重要度が低いと考えられる要素の配置を入れ替えるテストを行った結果、CVRが約3.5ポイント向上しました。
工夫したポイントを教えてください
GA4を使ったアクセス解析をもとに、CVユーザーが多く遷移するページ群を特定し、該当ページ群へのアクセスを改善するためのUI変更を行いました。
取り組みを行った中での印象的なエピソードを教えてください。
お客様へ結果のご報告を行う際、ヒートマップで実際のクリック状況等を含めて説明できたことで、これまでの数値だけの報告よりも施策の効果にご納得いただくことができました。 クリックだけでなく、アテンションヒートマップ等の機能もついているため、施策によってユーザーの行動がどのように変化したのかを分析でき、ABテストによる仮説検証の精度が向上しました。
今後の展望は？
これから導入先クライアント様が増えるに伴い、成果の出た施策がたまってくる想定です。 これらの実績をもとに、効果が出て再現性のある施策をどんどんと展開していき、CVR改善支援におけるPDCAの速度や精度を上げ、クライアント様の成果を最大化していきたいと考えております。
