受賞事例
SHOWCASE
FIRST HALF OF 2024 | SILVER 受賞
株式会社これから
ECコンサルティング Div.
コンサルティング Gr.
コンサルティング 田中 杜旺 様
ポップアップのABテストを実施、CVRが8.45ポイント向上しました
事業内容を教えてください。
自社ECサイトの売上改善のコンサルティングサービスを提供しています。
LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか?
LPOツールのdejamを活用して、お客様のECサイトでABテストを実施しました。具体的には、セール訴求のバナーを作成して、ポップアップを出す/出さないでテストしました。 ほかにもSEO対策の一環でヒートマップデータを活用し、離脱ポイントでバナーを表示させたり、追加のコンテンツを作成するなど問い合わせ獲得のためにも使用しました。 また、社内でタスク管理ツールとして活用しているメンバーもいます。お客様に対するサポートはもちろん、その他の活用方法もあり大変助かっています。
取り組み前はどのような課題がありましたか?
以前使用していたツールの機能に課題を感じていました。具体的には、直感的なUIでなかったり、LPOするための機能が十分に備わっていなかったことです。 今はLPOに特化したdejamを導入しています。特にLPOについては、詳細な改善案までアウトプットするものは少ないと思いますので、提案の参考にしています。 また、アップデートが頻繁に行われることや連携/サポートの速さは他社には無い良いところかと思います。アップデートの内容をみて、当初は単品リピート通販のLPOに活用予定でしたが、総合通販のLPOにも活用することができました。
具体的にどのような改善ができましたか?
総合通販のLPOにおいては、セール訴求のバナーを作成して、ポップアップを出す出さないでテストを実施しました。結果、CVRは8.45ポイント向上※しました。 8.45ポイント向上※と聞くと小さいように感じますが、単月で数万アクセスあるセールページだったため、CV数で見るととても反響の大きい施策でした。このような施策を各お客様で実施しています。 ※ABテストによるコンバージョン率の調査 調査期間:2023/03/17~2023/03/23 自社調査
工夫したポイントを教えてください
様々な施策において顧客の購入体験を邪魔しないことを心掛けました。 訴求が強すぎたり、あまりお得ではない情報を差し込んだり、ポップアップさせたりするのはかえって離脱率があがってしまったり、CVRが下がると考えているからです。
取り組みを行った中での印象的なエピソードを教えてください。
担当のコンサルタントと一緒に競合ツールの管理画面をみて改善点を洗い出して、すぐにアップデートしてただいたのは本当にユーザーファーストだと感じました。
今後の展望は?
今後は、総合通販ショップでSEO対策に力を入れているお客様のサポートに力を入れていきたいです。数年前にメディアECというキーワードが流行り、SEO対策用のコンテンツを大量に作成されたショップ様が多いと思います。そのようなショップ様は、軒並みコンテンツ経由のCVRが低い傾向にありますので、コンテンツ経由のCVRを上げるためUI改善を実施できればと考えています。また記事のキーワード選定からサポートし、顧客の購買体験も改善していきたいと考えています。