受賞事例
SHOWCASE
SECOND HALF OF 2025 | BRONZE 受賞

株式会社Protea
WEB戦略推進事業部
山際 匡宜 様
データドリブンな改善プロセスで成果を最大に

業務内容を教えてください。
デジタルマーケティング全般を行っています(広告・SEO・アフィリエイト・開発及び制作)各分野のスペシャリストが存在している為、一気通貫かつスピーディーに対応可能で、クライアント様の課題(目標)を達成するために、トータルでサポートしております。
具体的にどのようなLPOに関する取り組みをおこなっていますか?
当社では、ユーザーの流入経路や行動データをもとに仮説を立て、LPの構成・デザイン・訴求文言を継続的に最適化するLPOを実施しています。具体的には、CTAボタンの配置や色・コピーの改善、ファーストビューでの訴求強化、離脱ポイントの分析による導線修正などを行い、ABテストやヒートマップ解析を用いて成果を検証します。 これにより、コンバージョン率の向上と広告投資の効率最大化を実現しています。
LPOの取り組みを始めてどれぐらい経っていますか? また、続いている理由を教えてください。
当社では会社設立から本格的にLPO施策に取り組んでおり、現在も継続的に改善を行っています。LPOは一度の施策で終わるものではなく、ユーザー行動や市場環境の変化に応じて最適なページ構成は常に変わります。 そのため、ABテストやアクセス解析を通じて改善ポイントを発見し続けることが重要です。成果としてCVR向上や広告費の効率化が明確に確認できるため、取り組みを続けている大きな理由となっています。
LPOの取り組みを続けていく中で始める前と比較して、実感する違いはなんでしょうか?
LPOに取り組む前は広告流入数に頼る面が大きく、成果が安定しない課題がありました。しかし改善を継続した結果、CVRは平均で約20〜30%向上し、広告費用対効果も大幅に改善しました。 特にファーストビューでの訴求強化やCTA導線の最適化により、受注率も安定的に上昇し、同じ広告費でも以前より高い売上を確保できるようになりました。数値として改善が可視化される点が大きな違いと実感しています。
取り組みの中で起こったクライアントとの印象的なエピソードを教えてください。
あるクライアント様では、長年「流入はあるが申込が伸びない」という課題を抱えていました。そこでLPO施策として、ターゲットに合わせたファーストビューの訴求見直しとCTAボタンの導線改善を実施。その結果、申込率が約1.5倍に改善しました。 特に「自社の商品がこんなに分かりやすく伝わるのは初めて」と喜びの声をいただき、成果だけでなくクライアントの事業理解を深める機会にもなったことが印象的でした。
LPOのニーズの多さは実態としてどのように感じていますか? また、その理由をどのように考えていますか?
実際にご相談いただく中で、特に中小規模のEC事業者やリード獲得型のBtoB企業からLPOのニーズは非常に高いと感じています。 理由として、広告費を投下してもLPの成果が伴わなければ費用対効果が悪化しやすく、限られた予算を最大限活かす必要があるためです。 また、競合との比較検討が当たり前になっている現在、短時間で魅力を伝えるLP改善は売上や受注率に直結する施策として求められていると考えています。
LPOで工夫している点・独自の取り組みがあれば教えてください。
当社のLPOでは、データドリブンな改善プロセスを重視しています。アクセス解析やヒートマップ、セッションリプレイを用いてユーザー行動を数値的に把握し、離脱要因や注目ポイントを可視化。その分析結果をもとに仮説を立て、ABテストで効果検証を行うサイクルを繰り返しています。 また、改善結果を定量的にレポート化し、CVRや受注率の推移を明確に示すことで、クライアントにとって再現性のある施策を提供できる点が独自の強みです。
LPOへの取り組みに関して、貴社の今後の展望は?
今後は、これまでのアクセス解析やABテストによる改善に加え、AIを活用したユーザー行動予測やパーソナライズドコンテンツの提供に取り組んでいきます。ユーザーごとの興味関心や属性に応じて最適な訴求をリアルタイムで出し分けることで、より高いCVR改善を実現することが目標です。 また、データ分析の自動化を進め、LPOツールも活用することで、改善スピードをさらに高め、クライアントの広告投資効果を最大化できる体制を構築していきたいと考えています。


