受賞事例
SHOWCASE
SECOND HALF OF 2024 | BRONZE 受賞
株式会社日本デザイン
WEBマーケティング
小川 様
小さなテストの積み重ねこそが成果に繋がる
事業内容を教えてください。
Meta/Google/Yahooはじめ各デジタル広告メディアにて自社商材の集客、toB向け商材の広告案件の受託、運用を行なっています。
LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか?
LPOツールを活用してLPでABテストを実施しました。具体的にはファーストビューやボタンのコピー変更、テイスト変更、使用素材の変更、入力フォームの項目のテストを行いました。ほかにもヒートマップを使ってユーザーの離脱率や滞在時間を確認して、ユーザーの離脱が多い箇所のコンテンツを変更したり、滞在時間の長い箇所の下にボタンを設置したりするなど、ユーザーの動きからより登録率・申込率上げられるようLPOに取り組みました。
LPOの取り組みを始めてどれぐらい経っていますか?また、続いている理由を教えてください。
2年以上経過しております。LPOを継続して行うことで効率的に登録率・申込率を上げ、LPのパフォーマンスが上がるからです。同じコピーでも、ファーストビューのテイストやボタンのコピーを一部変えるだけで大きくパフォーマンスが上がった事例が複数あります。LPOの実施項目のフレームはどのLPにも共通しているため、属人化することなくLPOを実施できるため2年以上継続してLPOを実施することができています。
LPOの取り組みを続けていく中で始める前と比較して、実感する違いはなんでしょうか?
LPOを始める前と比較し登録率・申込率が大きく上がっています。スクールのLPOにおいては、入力フォームのコピーを変更して、元々のLPとテストを実施しました。結果、CVRは7.70ポイント向上しました。7.70ポイント向上と聞くと小さいように感じますが、単月で数百万使用するLPだったため、CV数や売上で見ると反響の大きい施策でした。各案件とも、小さなテストを積み重ねて、より登録率。申込率の高いLPになるようLPOに取り組んでいます。
取り組みの中で印象的なエピソードを教えてください。
LPOツールやヒートマップなどを使用することで、成果改善に向けてより正確にテストを行うことができるようになりました。それまでは、時期的な要素や広告バナーなど他の変数によって正確なテストが行えていなかったり、ボトルネックが見つけられずにいました。しかしツールを活用し数値やデータに基づきLPOを実施することで、少ない工数でより効果的な施策を打つことができるようになりCVR改善が進んだのは印象的でした。
LPOのニーズの多さは実態としてどのように感じていますか?また、その理由をどのように考えていますか?
どのLPでもLPOのニーズは多いと感じています。コピーは作り込まれている一方で、ファーストビューや入力フォーム、ボタンによって離脱しているケースが多々あります。今まで見ていたものでいえば、LP全体は変えずにファーストビューのデザインを変えるだけで大きくCVRが改善した事例が多々あります。このように、LPOへのニーズが多いのは大きな工数をかけずにLPのパフォーマンスが上がるということが認知されているからと考えます。
今後の展望は?
LPOの施策によるLPのパフォーマンス向上、改善幅を高めるのはもちろんのこと、その先の成約率やROASも重視していきたいと考えています。CVRが改善されても成約率が低ければROASも悪く、本当の意味でLPのパフォーマンスが向上したとはいえません。広告バナーや営業などその他の要因もありますが、LPのCVRという目先の数値だけではなく、その先の数値まで追いながらLPのパフォーマンスを高めていきます。