受賞事例
SHOWCASE
SECOND HALF OF 2024 | GOLD 受賞
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
プラットフォームビジネス本部 パフォーマンスデザイン局 ADクリエイティブグループ
毛涯 拓実 様、髙橋 里佳 様
LPOで広告パフォーマンスを最大化する戦略
事業内容を教えてください。
ADKMSは、マーケティング課題解決の統合的な提案・実施、デジタルおよびマスメディアのプランニング・バイイング、データドリブンマーケティング等を行うソリューション会社です。 その中で私たちは、Google/Yahoo!をはじめとする運用型デジタル広告のパフォーマンス改善を目的としたクリエイティブ運用の専門コンサルチームに所属しています。
LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか?
マーケティングDXツール「DEJAM」を活用した「ランディングページ最適化(LPO)」と運用型広告のクリエイティブ制作をセットにした独自のソリューションパッケージ「ADK-LPO Plus」のサービスを展開しております。「DEJAM」を活用したLPの改善事例もノウハウとして蓄積され始め、ADK社内においてもLPOの重要性が徐々に認識されはじめ、提案数・受注数共に増加しております。
LPOの取り組みを始めてどれぐらい経っていますか? また、続いている理由を教えてください。
LPOの取り組みを始めて約1年が経ちました。 これまで、それぞれのチームが異なるLPOツールを活用しており、各チームごとに独自のルールで運用していることが多く、社内のノウハウを集約することが難しい状況でした。また、誘導枠のPDCAが優先されるため、LP改善の優先度が低くなるケースも多い事も課題でした。 しかし、「DEJAM」を活用したソリューションパッケージをリリースしたことで、社内でのLPO施策が統一され、ノウハウの集約も容易になり、LPO施策のパフォーマンスも向上しました。
LPOの取り組みを続けていく中で始める前と比較して、実感する違いはなんでしょうか?
LPO施策をメインとした提案が増加しています。また、予算が大きい提案にもLPO施策を組み込むことが多くなっており、社内でのLPO施策の重要度や注目度が高まっていることを実感しています。 また具体的な改善事例として、CTAエリアの改善によりCVRが250%向上したケースや、FV検証を実施し、レスポンシブLPの事例では、スマートフォン版で約185%、PC版で約387%の改善が見られました。
取り組みの中で印象的なエピソードを教えてください。
DEJAM管理画面について、運営宛に改善の要望を出したところ、すぐに対応していただいたことが印象的でした。 営業サポートから受注後のA/Bテストの検証設計や検証結果の分析まで伴走していただき、LPのCVR改善に繋げることができました。「DEJAM」ならではのLPO施策のノウハウと、弊社の広告運用のノウハウが相乗効果を生み、パフォーマンス改善につながったと考えております。
LPOのニーズの多さは実態としてどのように感じていますか?また、その理由をどのように考えていますか?
デジタルマーケティングの競争が激化する中、効果的なランディングページが求められており、LPOのニーズは非常に高まっています。広告主からは、限られた広告予算を最大限に活用したいとのニーズがあり、LPO施策はコンバージョン率を向上させる為の重要な手段となっております。しかし、LPO施策を継続的に実施している広告主は少ないと感じており、継続的にLPO施策を実施できる体制を整える事が重要だと考えております。
今後の展望は?
LPOのソリューションサービスをリリースしてから、約1年。広告パフォーマンスを向上させていく為に、LPOによる施策/改善PDCAは不可欠な領域だと確信しております。弊社としてLPOの知見/ノウハウの拡充を続けていき、今はCVRの改善が主となっておりますが、LTVや継続率などあらゆる指標に対してパフォーマンスを改善できるような体制を整え、今後もクライアント様に貢献をしていきたいと考えております。